チャラ男の拳は、亮さんの手で止められた。
「なっ…この、離せっ!」
チャラ男は必死で暴れる。
でも、亮さんに握られた拳はびくともしない。
「くっそ…!お前何者だよ!?」
チャラ男がそう言った瞬間、亮さんは小さな声で言った。
「壱耶のチームの前ボス…海堂 亮だ」
亮さんは、そう言って拳を離した。
「ひぃっ!!あ、あの海堂…!?」
チャラ男はズザッと後ずさった。
「二度と…関わり合わないでくださいね?」
「ひいぃぃぃっ!!」
チャラ男は教室から飛び出していった。
「ふぅ…なんとかなりましたね」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…