「はぁ…仕方ないか」 そう言って、央眞はため息をついた。 「痛いかもしれない…我慢して」 「何のこと…」 パァンッ 辺りに響いた乾いた音。 一気にシン…と静かになった。 「目、覚めた?」 沈黙を破ったのは、壱耶を叩いた央眞だった。 赤くなっている壱耶の右頬。 「あぁ、バッチリ覚めた!」 壱耶はにやっと笑った。 「そっか!」 笑顔の央眞。 「じゃあ、はい」