「有り得ねぇ!!」



壱耶は叫びながら教室に入ってきた。



「どうしたの?壱…耶!?」



「うわっ、見るな!!」



壱耶が慌てて隠れようとする。



「似合うでしょ?」



央眞は壱耶の腕を掴みながら言った。



「いや、そりゃまぁ…」



真っ黒な執事服に、さらさらの金髪。



顔さえ笑顔だったら間違いなく執事だ。




「あれ?みんなも??」