高くあげられた私の右手。



「私と中嶋さんやります!!」



ええぇぇぇ!?



結菜何言ってんの!?



「ちょっ、私はやらな…」



「わかりました」



ええぇぇぇ!?



亮さん何微笑んじゃってるの!?



やだよメイドなんて!!



「いーじゃん!最後の文化祭なんだよ?」



結菜が笑いながら言った。



「わかったよ…」