最強ヤンキー☆


ー壱耶ー



「分かった!!行こっ!」



魅羽が、そう言って横の女子と手を繋いだ。



俺が手繋いでも振り払うくせに。



…何で女子に嫉妬してんだよ、俺は…!



「行かないの?ヤンキー!」



魅羽がこっちを向いた。



やっぱ、可愛いな。



「はいはい、今行くって」



俺は、携帯を出した。



央眞央眞っと…



ピ・ピ・ピ・ピピ~♪



『なんですか、ボス』