私は箱に入ったチョコクッキーを口に運んだ。



「あ、美味しい!」



「でしょ?今回のは自信作なんだって!」



結菜も美味しそうに食べている。



「よ、魅羽」



横からの声。



「壱耶!おはよ!」



「おはよ」



そう言うなり、机に突っ伏して寝始めた。