ー魅羽ー



「お姉ちゃん起きて~」



夜羽が私の体を揺さぶる。



「むにゃ…もー少し寝かせて…」



私は布団もぐりこんだ。



「もうすぐ結菜さん達来るよ?」



結菜…



「あぁっ!!」



がばっと起き上がって目覚まし時計をひっつかむ。



「も、もう8時45分!?」