「よっ、魅羽♪」



そう言って、尚は私に抱き付いた。



「ちょっ、重っ!」



私はじたばたもがいた。



「あ、ごめんごめん!魅羽が可愛かったからさ♪」



パチン、とウインクして、私の頭に顔を乗せる。



「私の言葉聞いてないでしょ」