「ねぇ壱耶」



「うえっ!?」



思わず変な声が出た。



「何で私を代表にしたの?」



あ、そのことか…



「んー…なんてゆうか…」



「なんてゆうか?」



魅羽は首を傾げて呟いた。



「…魅羽にとっては最後の体育祭だろ?」



俺はじっと魅羽を見た。