零希君の横を走っていた走者が転けた。 「大丈夫かな…」 転けた走者は、足が痛いのか立ち上がれない。 零希君はその走者をゆっくり起きあがらせた。 その間に、どんどん他の走者が抜いていく。 零希君は転けた走者に肩を貸して歩き出した。 その走者がバトンを次の走者に渡す。 零希君は、朔君にバトンを渡した。 「速…!」 朔君は凄い速さで走り出した。 あっという間に2人を抜いて、バトンは凪君へ。 凪君は2人を抜かして、次の走者へと走る。 次の走者は… 「壱耶だ!!」