くるっと振り向く。



…ヤンキー!?



そこにいたのは、紛れもなくヤンキーだった。



金髪の頭。



耳にジャラジャラついたピアス。



着崩した私服。



胸、見えてるし。



ま、男だから気にしないけど。



でも、私の名前呼んだよね?このヤンキー。



「誰?」