「意味わかんねぇんだけど」



零希君が亮さんを睨みながら言った。



「俺は別にいいよ?魅羽ちゃんの手伝いなら♪」



そう言って、樹希君は私の持っていた椅子を持ってくれた。



「ありがとう、樹希君!」



「いいよ、2人で早く終わらせよう!」



樹希君はにこっと笑った。



「おい樹希!抜け駆けは許さねえぞ!」



旭が叫んだ。



うんうん、と壱耶・拓兎・零希君が頷いた。



「じゃあお前らも魅羽ちゃんを手伝え」