「おう…助かった、ありがとな凪」 壱耶はタオルを凪君に返しながら言った。 「別にいい」 タオルを受け取った凪君は、じゃあ、と言い残して走って帰ってしまった。 「何か用でもあるのかな?」 「ん~…ま、色々とな」 拓兎が口ごもる。 ? なんなんだろ。 「お前らいつまでそうやってるつもりだ?」 椅子を片付けながら、亮さんが覗き込んできた。