優しいんだなぁ、凪君も。 そんなことを思いながら、私は壱耶達の元へ戻った。 「結局こいつとグループなのかよ…」 壱耶は嫌そうな顔をした。 「じゃあ、役割決めるか」 凪君はプリントを壱耶達に配った。 「中嶋、プリント」 「ありがとう、凪君!」 「あぁ」 プリントを開く。 役割は…