「私も行こっか?」 「いや、大丈夫。それより先生来るぞ、早く教室入れよ」 そう言って、壱耶は廊下を歩いて行った。 ガラガラガラ… 教室に入ると、央眞と零希君と樹希君がいなくなっていた。 「どうしたんだろ」 結菜が座りながら言った。 「多分ケンカだと思うよ?」