「はい」 「そっか。水瀬さんはここやめるんだよ、アメリカに行くらしいけど」 「そうなんですか…」 「じゃあ、私達の担任は海堂先生が!?」 「そうだよ」 「よっしゃ!」 結菜は物凄く嬉しそうだ。 キーンコーン… 「おっと…チャイムだな。2人共、早く教室に行きなさいね」 そう言って、海堂先生は職員室に入っていった。