キーンコーン…



「あ、授業終わったな」



零希って奴が呟いた。



「じゃあ教室戻ろっか!」



央眞の一言で、みんなが教室に戻り始める。



さっき買ったパンの袋を拾いながら、俺はイライラを抑える術を探した。