ズシャッ 「樹希君!!」 「さっきから何こそこそしてんだよ?」 零希君に蹴られたせいで、樹希君は床に倒れ込んだ。 「なにすんだよ兄さん!…っ!」 起き上がった樹希君の頬にうっすらと浮かぶ赤い線。 「樹希君、顔切ってるよ!大丈…」 「よくも…」 …え? 「よくも俺の顔に傷をつけたなぁ!?」 「い、樹希君!?」