「壱耶ー!ご飯できたわよーっ!!」



タイミング良く呼ばれた俺は、キッチンまで走った。


「母さん!」



「何?壱耶」



母さんは少し驚いたようだった。



俺は、ニヤッと笑いながら言った。



「俺、桜中行くから!」