「うん、かなりイケメンだね!」



「皆さん静かに、自己紹介を」



コクリと頷いた二人の内の、黒髪の方が口を開いた。



「初めまして、凪 零希といいます」



水瀬が黒板に文字を書いていく。



「初めまして、俺の名前は凪 樹希っていいます」



茶髪の方が樹希君ね。



「ねえ魅羽はどっち派?私は樹希君派♪」



「私は…どっちかって聞かれてもなぁ。性格で決めるからさ」