「俺のことはいいって!行ってこい!」



「はい、ありがとうございます!」



愛は笑顔で魅羽達と一緒に走っていった。



「いーことするじゃん」



央眞が俺の分のジュースを飲みながら言った。



「まぁな」



なんたって俺は



「このチームのボスだから」



「俺のセリフ取るなよな」



「壱耶にはまだ似合わないよ」



ま、確かにそうかもしれないな。



そう思いながら、俺は綺麗な夕焼けを眺めた。