「ルール…?」



「スパイを処刑しなければならないっていうルールがあるんだ」



なに、それ…!



「そんなルールいらないって俺は言ったんだ。でも、前のボスがそれを許さなかった」



「前のボス…?」



コクリと、壱耶が頷いた。



「このチームは、前のボス…海堂 亮さんが作ったんだ」