「はいはい」 私は返事をして、結菜の部屋へ向かった。 「結菜ー?私だよー☆」 「魅羽!入って入って!!」 ぐいぐいと、背中を押される。 「そこ座って!」 そう言って結菜が指差したのは、いつも私が使っているソファだった。 「わかったぁ!」 そう言って、私はソファに腰掛けた。 肌触り滑らかだし、ふかふかだし。 絶対高いヤツだと思う。 ま、結菜の家かなりのお金持ちだし。 執事がいるくらいだもんね。