ー魅羽ー



「いらっしゃいませ、魅羽さん」



「あ、はい!」



執事さんが中に入れてくれる。



今日は牧原さんだった。



「ありがとうございます!」



「いえいえ…でも、今はお入りにならない方が…」



「え?」



「実は…」



ガッシャァァァン!!



「なっ何?」



「危ないです!お下がりください!」