「でも、まだまだだな」 俺は呟いた。 「なっ…うわっ」 バシッ 俺の拳が、愛の顔に当たった。 ぐらっと、愛が倒れた。 「やっぱり、強い…」 はあはあ息をはきながら、愛は言った。 こいつ、俺の拳喰らって気絶してねえよ…! 「すごい奴だね」