最強ヤンキー☆




「だね」



「早く席に着きなさい」



「はい」



「はーい」



机の間を通って、自分の席まで行く。



「おっはよ、魅羽♪」



「おはよ、結菜」



椅子に座ると、横の席の壱耶が声をかけてきた。



「遅かったな」



「寝坊したんだから仕方ないでしょ」



「まぁな。…魅羽、なんで旭と…」



「へ?何か言った?」



声が小さすぎて聞こえなかった。