最強ヤンキー☆




魅羽が、優真を抱き締める。



「壱耶、落ち着け、あれは好きとかじゃないから」



拓兎が、俺の耳元で言った。



「黙れ、お前はどうなんだ」



「さあなぁ?わかんね」



俺は、拓兎に蹴りを入れた。



地面を転げ回る拓兎を無視して、魅羽に視線を戻す。



楽しそうな魅羽と優真。