最強ヤンキー☆




「大丈夫?優真君?」



「ご、ごめんなさ…ひっく…うっ…」



私は優真君の頭をよしよしと撫でた。



「ありっありがとございますっ」



優真君は持っていたタオルで顔を隠した。



小さい肩が小刻みに揺れる。



私は優真君を抱き締めた。



「え、み魅羽さん!?」



「大丈夫だよ…大丈夫。みんな無事だし、怪我もしてないよ」



「は、はい…ありがとうございます」



私の腕の中で頷いた優真君。