「あたし達は……まだ?キスも無いし。」


「えぇ~っ!」


大きな目を、それ以上に大きくして、目をパチパチさせて


あたしを見てる。


「シィ~!ってば。」


美月の口に手を当てた。


再び、あたしに顔を寄せて、小さな声で

「ごめん。キスもまだって…付き合って一ヶ月ちょいでしょ?全然、そんな気配も無い訳?」


「雰囲気的に、キスするのかな?って感じは有るけど…。

あたしに魅力無いのかなぁ…?」