PURE ~ずっと忘れない~

「直…樹…君?

起きてよ…。

ねえ、起きて!

亜紀だよぉ…。

家に帰ろ…?

直樹君の好きな、ナポリタン作るからぁ……。

ねぇ…、何か言いなよぉ……。」

あたしは、横たわった、動かない直樹君に話し続けた。

でも、返事してくれなくて…。

そのまま…動かなかったんだ……。

「ちょっとぉ…タッちゃんも、猛君も、里沙ちゃんも…美月も……悪い冗談止めて?

もう止めて…?

十分、驚いたからぁ
直樹君!ねぇ、起きて?帰るって…、帰るって約束したじゃない!

こんなのヤダァ!」