PURE ~ずっと忘れない~

ドアを開けると、タッちゃん、猛君、里沙ちゃん、直樹君の両親らしき人が、泣きながら、あたしを見た。

少しずつリアルになっていく。

「亜紀ちゃん…。

直樹の乗った車に、よそ見したトレーラーが突っ込んで来て、救急車来た時は既に死んでたって…。
顔見てやって?

綺麗なんだぜ?」

そう言って猛君が、直樹君の顔にかけられた白い布を剥がした。

そこに有った直樹君の顔は、ホントに綺麗で…。

まるで、眠ってる様…。