PURE ~ずっと忘れない~

病院に着いて、お釣りを貰わずに、タクシーを降りた。

言われたとこまで、夜の静かな廊下に、あたしの走る足音だけが響く。

「亜紀ぃー。こっちだよぉ?」

泣き腫らした目をした美月が、廊下で待っていてくれた。

少し逢わなかった美月のお腹は更に大きくなっていた。

案内された、場所は

「霊安室」

だった。


まだ、信じない…。