一緒に暮らしてるというのが、急に現実味をおびてきた。


だって、今まで見た事ない直樹君がいっぱいなんだもん。


起きたての顔や、パンツ姿でウロつくとこや、作業着を着る姿…そんな全部が

愛おしいんだ。


これから先も、ずっと、ずっと見ていいんだね。

いつでも触れられるんだね。

あたしだけが…独り占め出来るんだね。

今迄、無かった穏やかな生活が、待ってるんだね…。


そんな、生活が、ずっと続く…。二人だけの甘い生活は、永遠に続くと信じていた…。