PURE ~ずっと忘れない~

「美月ちゃん、そんなにまで、自分を責めていたなんて…。
ごめん。気付いてやれなくて…ホントごめんな?」

「事情は分かりました…。

でも、あなたこれからどうするつもり?
まだ見つからない

父親の子供を産むなんて…。

子供は、おもちゃじゃないのよ?

生活はどうするの?」


「お母さん!そこまで言わなくても…。
美月は、今傷ついてるのに…。」

「あら…。当たり前の事よ?

生活は、ままごとじゃないの。

一人の人間を育てるのがどれ程、大変か
あなた達は、まだ分かってないのよ!

まだ、15、16の子供でしょ?」