PURE ~ずっと忘れない~

会場に行くと、既に里沙ちゃんと、タッちゃんがいた。


「あっ…亜紀ちゃん、直樹君、こっちだよぉ~。」


「おう、直!亜紀ちゃん、ちゃんと学校行ってるか?」


「行ってるからぁ!その、せつは大変

ご迷惑をかけまして…。」

と頭を下げると


タッちゃんと里沙ちゃんが吹き出して、笑い出した。

「やっぱり、直だよな。愛には敵わねぇよな。なっ、里沙。」


「だよねぇ。恋の力は偉大だからねぇ。
恋人の存在は大きいよね?タッちゃんの顔も大きいけどね」

「てめ…。」

タッちゃんが、里沙ちゃんの頭を軽く

クシャクシャっとした。


「もう…止めてよねぇ。せっかく姉貴にセットしてもらったのにぃ…。」


「髪、乱れても、里沙は可愛いよ?」


「でしょ?」

普通に会話してる。

何年も付き合うと、いちいち照れないのかなぁ…。


あたしも、この二人の様に、普通に会話出来たらいいな。