「…ならいいんだけど。葉月と優さ、偶然にも同じ職場になったんでしょ?どーなの?」 「え?どおって?」 真由美の言葉に、聞き返すあたし。 「それは…葉月はまだ優のこと、引きずってたりしないわけ?」 …そんなの分かんない。 だってあたしは中身は15歳の中学生で、今のあたしは優樹に片思いしてるんだもん。 7年後もずっと優樹を好きでいるかどうかなんて、誰にも分からない。 「…分かんない。」 何も言葉が思い浮かばなくて、そう答える。 「分かんないってどーゆーこと?」 杏里があたしに聞く。