初恋をもう一度



「なんかさ、今だに後悔っていうかさ、やりきれないよね。あの終業式の15の夏から7年もたつのにさ。もっと美智の気持ちも考えてあげれば良かったってさ。」

真由美の言葉に、杏里が頷く。

あたしは終業式の日に一体何があったのか気になった。

「でも一番やりきれないのはやっぱ隆史っしょ。」

「え?何で隆史?」

杏里の言葉に、ついあたしは思ったことを口にしてしまった。

2人の顔が一斉にあたしに向く。

「何でって。そりゃ隆史が美智のこと好きだったからに決まってんじゃん。」

「えっ!?」

「え?」

「あ、あぁっ!そーだよねっ!」

真由美の言葉に慌てて合わせてみたものの、頭がついてかない。

隆史って美智のこと好きだったのぉ!?