その時天の助けのように、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。
「じゃあね。」
美智がその場を去って行く。
あたしは、しばらくその場を動けなかった。
やがて外掃除の子達が不思議そうにあたしをチラチラ見ながら去って行くのがぼんやりと視界に映った。
あたしの瞳は、涙でぼやけていたから…
制服の袖で涙をふきながら、教室へと向かう。
なんで優樹は、あたしに会いにこないの?
優樹もあたしと隆史の仲を、疑ってるの?
美智の言葉が、あたしの頭から離れない。
あたし、優樹を不安にさせてるようなコトしてたの?
隆史とは…優樹以外の男の子とは、友達でいちゃダメなの?

