濡れた髪も


水を弾く肌も


ピンク色の真っさらな唇も


まだまだ未熟で


あどけなさの残るこの顔も


舌足らずの話し方も


『これが自分』


そう思うのに


膨らんで大きくなる胸は


わたしに『変われ』と疼く


とてもアンバランスで


立っているのが辛い


誰か


わたしを支えて


このアンバランスな体ごと……