色つきリップ〜紅い唇〜

 


授業終了のチャイムが鳴り、他のクラスに行っていた彩香が帰り支度をしているわたしのところへやって来る。


「美咲、斎藤くんオッケーだって!」


「え?何が?」


「だからプールよ、プールに行く話。斎藤くん『楽しみにしてる』って」


「……本当に行くの?」


「もちろん!そんな訳で美咲、今度水着買いに行こ?」


「え?彩香は水泳部なんだから水着なんて持ってんじゃないの?」


「部活で着る水着とプライベートは全然違うわよ。男の子と行くなら尚更よ。ね?いいでしょ?美咲」