母さんが、無理矢理ポケットに入れたシワシワのハンカチを津賀に渡して オレは黙って廊下に出た 後から来た渋谷たちもオレを見て理解したみたいで、4人で1限目をサボった きっと津賀にとって消えない傷になるだろう。 きっと思い出すのも辛いぐらいの15の夏になるだろう。 でも少しでもいいからオレたちに会ったこの時を思い出してほしい。無理して笑ってない時のこと。 多分…多分だけどね、そのときだけでも、辛いこととか消えない傷とか 全部忘れて、キミはまた笑うだろう。 FIFTEEN 03完