殴ってもまた胸ぐらを掴む津賀の父親の姿。
そしてまた腕を振った。
横たわった津賀がこっちを見て、目を大きくして驚いた。
「瀬名、くん…」
父親もこっちを見て、後退りする。
津賀の殴られた顔見て、胸が苦しい。
「あんた…あんた何やってんだよ!!!」
気がついたら、津賀の父親に飛び付いていた。そこに渋谷たちが来る。
「はるちゃん?…って、え…?」
「チヨ!?」
日向は津賀に駆け寄り、オレは父親に突き飛ばされる。
「はるちゃん!!ちょっと、のえる警察に電話!」
「…うん」
伊藤くんは鞄から携帯を取り出した。
「ダメ!!」
津賀が叫んだ。

