なぜかわからないけど、津賀は学校を休んだ。


その次も…


そのまた次も…



そして金曜日…



津賀が元気に学校に来た。



口元にあざを残して…




休み時間、渋谷たちと津賀のクラスに行く。


「チヨりん…心配したんだよ。3日も何の連絡もしないからさ。」

「ごめん…ちょっといろいろあって。」

「いろいろって…そのあざと関係あんの?」

日向が心配して言う。

「ううん、ないよ。これは…これは、ぶつけた。」

「ぶつけたって…最近多くね?」

「ドジだからさ、アタシ。……大丈夫大丈夫!心配ないない!」

そう言っていつもの笑顔で笑った。






嘘だ。
絶対、何かある。





昼の放送のとき、津賀に聞いてみた。


「あのさ、それ…ぶつけたんじゃないよね?」

「ぶつけたんだよ。」

「そんなとこぶつかるの?」

「うん。」

「オレ、それと同じの見たことあるんだよね。」


…そう、あのテレビでやってたやつ。

津賀は虐待を受けてる…と、思う。


「なにそれ。」

「誰かに…暴力受けてるとか…?」




少し間が空いて、今までに見たことない顔して津賀が言った。