「それは…」

「まさか!…好きな子でもできたの!?」

姉ちゃんの勘は鋭い。でも、なんとか隠し通さなきゃ!



「は!?なんでだよ。」

「あ!目、開いた!図星だ、図星!」

「そうなの、遥斗?」

「違うよ。」

「あんたも15なんだから、恋の一つや二つしたっていいんだよ?それが当たり前でしょうよ!」

「…違うよ。」

「遥斗、別に強がらなくてもいいじゃない。でもねぇ…もし、好きな子がいるなら、その子を全力で守りなさいよ。大切な人は自分で守るの。…15歳も大人も関係ないんだからね。」


優しい顔で言った母さんを見るのは、いつぶりだろう…。



「でも、これは捨てるわね!」

「だ~か~ら!借り物なんだってば!」

「隠して読むな!」


じゃぁ、みんながいる前で読めってのかよ…



無理だわ!…アホ!



母さんに頭を叩かれた。


「アホじゃないわ!」











…以心伝心!?