「ワクワクしちゃうね。」

津賀が笑顔で言った。

「津賀さん声大きい。」

「はーい。」

みんなは小声で喋る。



「お待たせ~!」

9時15分ぐらい、渋谷が遅れてやってきた。

「おまえなぁ…言い出しっぺのやつがなんで遅れてくんだよ!」

「ごめんごめん…ちょっと用事がね、あってね。……さっ!行くよ!」

渋谷は、おれ達を体育館裏に連れて行く。



「ここ!」

渋谷が指差したとこは、倉庫の窓だった。


「渋谷くん、よくこんなとこ鍵開けれたねぇ。」

ミニスカートの日向が言った。

「オレは最強!…入んぞ!」


渋谷は窓を開け、入っていく。その後に津賀、伊藤くん、日向…


「パンツ見ないでよ。」

「…見ねーよ。」



誰が見るか!
…ふんっ!





倉庫から体育館に出て、そこから渋谷は教室じゃなくて教務室の方へ向かう。


途中、津賀や渋谷が物にぶつかってデカい声を出していたけど、なんとか無事教務室に辿りついた。



「いいか、こっからは慎重にな!」

渋谷が珍しく小声で言った。

どうやら、犯人は教師の中にいると思ってるらしい。