中々着替えに行こうとしない奈都ちゃん。


頼むから、着替えに行ってほしい。


「奈都ちゃん、そろそろ着替えに行ったらどうかな。 」


「あ、ごめんなさい琢哉さんのシャツでしたね。洗濯して返しますね。」


奈都ちゃん、違うんだ。


いつまでもその格好でいたら、俺が困る。


体のラインが透けて見えてるし、シャツのボタンが開いて胸が丸見えです。


阿紀のより大きいって、俺は何処見てんだ。


こんなんでやって行けるのか。


中学生の奈都ちゃんに振り回されぱなし。


でもね、奈都ちゃんの天然なとこに俺は癒されてます。


ここにいたら、阿紀の事を思い出す事も多いだろうけど、奈都ちゃんがいれば、阿紀がいない辛さも乗り越えられそうな気がする。


阿紀、俺はここで頑張るから応援してくれよ。


琢磨を立派に育ててみせる事を約束する。


阿紀に心配かけないように頑張るから。