気になる事をきいてみた。


「秋人は大丈夫だった。」


本当に心配で。


「直人がうまいタイミングで飛び込んで来たから助かった。こいつの女装が又似合うんだ。奈都より女ぽかったぞ。」


失礼な。


「悪かったわね。私は女らしくないわよ。身長だってこんなに高いしね。」


自分で言って、悲しくなった。


「そんなつもりでいったんじゃないから。拗ねるなよ。」


私のぽっぺをぷにゅぷにゅする秋人。


もう、痛いってば。


直人の女装見たかったな。


想像しただけで笑えるけど。


「今俺の女装想像して笑ったろ。」


してない、してないよ。


直人にデコピンされた。


痛いよぉ。


もう想像するのは止めにした。


お疲れ様。


感謝しても仕切れない。


まだ、これで終わった訳ではないのだ。


最後までやり通す。


弱音を吐いてなんかいられない。