ちょっと、近寄りがたい オーラがある。 「ここにいるのは、みんな2年生なんだ。」 横から、東川先輩の声がした。 「1年生はいないんですか?」 先輩しかいないとなると、 少し不安というか、 こわい? うーん。なんというか。 「大丈夫。悪い人はいないから。 あと、1年生は、外を走ってる。」 どうやらまた、 思っていた事を口にしていたらしい。 「ちなみに俺は、東川和真(ひがしかわかずま) よろしく。」 私は、思わず、 「みなさん、お願いします。」 と言っていた。