「はー。学校休めばよかったなぁ。」 「ははっ。着いた一声がそれ?まーがんばってちゃんと断りな。」 「一人じゃ、また流されるだから、ついてきてよー。ゆずか様。」 冗談っぽく言ったが、割と本気。ついてきてほしい。 「あーごめん。今日バイトの面接受けんの。」 「バイトすんの?」 「いや、まだ決まってないからね。」 「聞いてないけど。」 「今言った。」 そこからは、昨日のテレビとか噂とかどうでもいい話をして、朝を過ごした。」