家に帰ってすぐ夏姫に
電話したが..

なかなか出ない


2.3回かけたらやっと
出た



「..けほっ、もし..もし」


声を嗄らせた夏姫に
俺は驚いた


「おっお前大丈夫か?!風邪 引いたのか!!?」



「大..丈夫。このぐらい... けほっ..平気だよ」


なんて無理して言ってる夏姫が心配で


「なあおじさんとおばさん まだいないのか?」

「いな..いよ..まだ仕事だよ..きっと」


なんて寂しそうな声で
言っている


「分かった。今からお前の 家行くから待ってろ!!」


俺はいてもたっても
いられず急いで夏姫の家に向かった